じっくり読書をする人が電子書籍で読むにはどうやったら良いの?

こんな記事がありましたが。

kindle paperwhite買ってみたのでオススメポイントとかまとめますね - nerumae

 

私は電子書籍リーダーはkobo派なんですが

今、『嫌われる勇気』を電子書籍で読んでるんですが全然進まない。

元々『嫌われる勇気』は、今年前半流行っていたとき「ケッ!自己啓発本だろ?」と思ってて読む気がしなかったのですが(自己啓発本嫌い)、つい先日書店で平積みされていたのを手にとってみたら装丁が素敵で。本文の色が落ち着いた茶色なのと、最初の、扉を開くところが。

あと、こちらの特集。発行元ダイヤモンド社のページなのですが、作者岸見一郎氏の対談が面白くて。

嫌われる勇気──自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

それで電子書籍版を購入して読み始めたのですが、当然のことながら電子書籍だと装丁面の素敵さはゼロになっている。モノクロだから、本文も茶色じゃなくて真っ黒。

そうすると、装丁の素敵さで自己啓発本感がおとぎ話的に薄められていたのがなくなり、単なる自己啓発本になっている。読むのがきつい。

 

そして、タイトルにある問題なんですが…

私は本を読むときに色々ツッコミを入れながら読むのですが、コメント機能が使いづらい。

コメント開始位置に上手く指を置けない(何で??)。ページをまたいでラインが引けない。

時々「あ、このキーワードさっきも出てきたな」と戻りながら読んだりもするのですがパッと戻りにくい。コメント一覧から戻るんだけどコメント一覧画面を開いてコメントを探している間に肝心のキーワードを忘れたりとか。

あと戻るときに紙の本だとページをガッとつかんで一気に戻れるのに電子書籍だと一ページずつフリック…そして戻ってくる間に現在の位置を忘れる。

 

現在のコメント画面はこんな感じです。

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ちなみに今読んでる紙の本は、ツッコミのふせんがこのようになってます。

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 紙の本の場合は

  1. 一度好きにふせんを張りながら読み(ツッコミは書いたり書かなかったり。でも2.で意外と思い出せるのであまり書かない)、
  2. その後ふせんをはがしながらふせん箇所のみ読みます。
  3. そして気付いた点や感想などを読書メモ(現在は紙の手帳を使用)にメモします。

この作業が電子書籍だとやりにくい。

 

ツッコミを一切入れず一気読みするような、漫画とかお気楽な読み物系は電子書籍で読んでても何の不満もないので、じっくり系の読書のスタイルが電子書籍と合っていないような気がするのですが

じっくり系の人でも電子書籍で上手く読めている人はいるだろうし、その方法が知りたいです。

 

2014/8/27追記

ギャー!今日また書店に平積みされている本を開いてみたら本文が茶色じゃなかった。目次の紙が茶色だった。ごめんなさい。