『英国人』と『米国人』、どっちから読むか。

まだ読んでない本なんだよごめんねー。

 
書店にこの2冊が平積みで並んでたんだけど、似てるよね。
英国一家、日本を食べる(亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズ)

英国一家、日本を食べる(亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズ)

 
米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす

米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす

 

 

なんか『チーズはどこへ消えた?』と『バターはどこへ溶けた?』を思い出させる似てる感。

チーズはどこへ消えた?

バターはどこへ溶けた?

 

…と思ってたら『米国人』作者のコメントあったー!

『米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす』 のマシュー・アムスター=バートンさん、「これからも日本と日本食について書いていく」 | シアトル情報サイト Junglecity.com

僕の本の日本語のタイトル 『米国人一家、おいしい東京を食べ尽くす』 は、マイケル・ブースの著書 『英国一家、日本を食べる』 を彷彿とさせますね。マイケルの著書は大成功しましたから、出版社はとても賢い決定をしたと思います。でも、僕の本がマイケルの著書と似ていることを期待した方はガッカリするでしょう。表面的には似ていますが、マイケルの家族は1年間にわたり日本を旅し、シェフや職人に会い、高級レストランで食事し、日本食に対してジャーナリスティックなアプローチを取っています。一方、僕の場合は、家族で東京のアパートに1ヶ月滞在し、B級グルメとコンビニ、スーパーマーケット、そして東京の日常的な食べ物と生活について書いています。短く言えば、さまざまな評価を受けていますが、それでいい!ということです。

 

パラパラ見たんだけど、『英国人』の1巻が分厚くて文字もぎっしり入ってて、装丁も好みだったんだよね。(2巻はちょっと薄いんだよね)

でも『米国人』はB級グルメなど取り上げているのか。それはちょっと気になる。うーんうーんうーん。


2014.10.15追記。

結局『米国人』 から読み始めています。何これ超面白い。

B級グルメ」っていうのは語弊があるね。そうじゃなくて、日本の食からみた生活全般。「あ、これ外国の人はこう感じるんだ」という新鮮さ(煎茶は、外国の人はおいしいと思わないらしい)とか、「これって日本人の私もどうかと思っているけど、外国の人から見てもやっぱりそうなのね」とか(ゴミの分別の複雑さとか、ラーメン屋の食券システムとか)。美味しんぼネタも好きだわ。

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『英国人』はパラパラ中身を見たんだけど、訳文に馴染めなかった。(『米国人』の訳は超いいよ!)原書で読んでみようかな?英語ができるってわけじゃないんだけど頑張って。Amazon価格では日本語版より原書の方が安い!

Sushi and Beyond: What the Japanese Know About Cooking

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