アイカツ第3シーズンのED「Good morning my dream」を「亀田音楽専門学校」で習ったテクニックを使って分析してみるよ!
今月から第3シーズンが始まった「アイカツ!」。
- オトナっぽいコード
- 弱起
アイカツの現在のED、Good morning my dreamを自力で耳コピしようとしたらイントロで力尽きました。@AnimeGakufu さんの楽譜を見つけて感動、全編通して複雑なコードに驚愕。こりゃ全編自力はムリだったわ\(^o^)/
— のりちゃん (@gokigennoriko) 2014, 10月 13
あの「カレンダーガール」でさえ複雑な進行はイントロだけで、あとは規則正しく曲が進んでいく感があるんだけど、今回の「gmmd」(勝手に短縮)は全編変則的。ここは音を伸ばした方がいい、と普通に思うところでコードが短く変わり、逆に変わるかな?というところで余分に伸ばしたり。
— のりちゃん (@gokigennoriko) 2014, 10月 13
これね。「ここは音を伸ばした方がいい」というか伸ばした方が落ち着くのは「(大事な決意はきっと)ずっと前にしたの」以降、ここはずっと2拍ずつコードが変わり続けてる。あとサビの「扉を開けて〜」と「出会いにいくよ〜」の「〜」のところも、変えなくても別に良さそうなのに変えてる。
「逆に変わるかな?というところで余分に伸ばしたり。」なのは「かけだしてmy dream〜」のところね。ここだけ伸ばしてるからすごく目立つ。
あとベースが変な位置から始まる。メロディーの始まりのところはE♭からがしっくりきそうなのになぜかGから始まる。(曲の最後、「走っていたい」のところも同じ)でもサビはしっくりくるE♭からなんだよね。意図的だよねー。
こういった変化によって何が落ち着かないというか、すんなり聞かせない=引き込まれる仕組みがあるんじゃないかと。
そして弱起。弱起とは、「曲の拍の頭からメロディーが始まらない」ことだと記憶しているのですが、この「gmmd」は弱起で始まります。(「中央フリーウェイ」と「Tuesday Heartbreak」もね!)
でもサビは拍の頭から始まっていて、ここでも安定感というか盛り上がりが生まれているんだよね。
あとイントロ4小節で、いずれも3拍目で「目覚まし時計」のベルが鳴っているんだけど、これも「え⁉︎」と曲に引き込ませる効果があるんだよねー。
1拍でも2拍でもなくて3拍目っていうのが最大限の効果を上げていると思うなあ。
うまく語れるだけの知識がなくて本当に残念なんだけど耳を離せないテクニック満載の素晴らしい曲だよ…!