2014年、我が家の子供達に予想外にウケたテレビ番組は『6人の村人』!

通常の「子供向け番組」でいえば、今年は
4歳娘…『アナと雪の女王
小1息子…『ポケテレ』全般
なんだけど。
「子供向けでないにも関わらずなぜか子供にウケた番組」となると我が家の場合、これは間違いなく『6人の村人』なのだった。

こんなふうに『6人の村人』関連の記事には積極的にコメントしている私です。

もちろん、ギャラクシー賞を受賞するような素晴らしい番組なんだけどさ…
何でウチの子供達の心を掴んだのかよくわからないんだよね。子供達的には日村のフライボードの場面がハイライトらしいんだけど、「『ポケテレ』であばれる君も乗っていたあの『フライボード』に日村が乗っている」*、ってだけではなさそうな好きぶりなんだよね。

そこで、上記のコメントにも書いたんだけど、私なりにこの番組の良いポイントを考えてみました。
  1. 出演した村芸人が全員有名人
  2. 村芸人の年齢が全員40歳以上かつ、適度にばらけている
  3. 村芸人が追加されていく順番、タイミングが絶妙
  4. 村芸人が礼儀正しい
  5. 村芸人のやりとりから大人社会を垣間見られる
1と2なんだけど、全員有名人なので「この人誰?」とか「最近見ないな…」とかがなく、素直に楽しめる。若手がいないので、過剰に盛り上げたり、内輪ではしゃぐ感じを見なくていい。岡村と田村、三村と日村の絡みで一瞬危うくなるが、絶妙なところでバランスを保つ。このバランスが上品。
4とか5も子供的には新鮮なのかも。「大人同士で旅に出ると順番に運転してビールが飲めるんだ!」とか(…と思ってはいないと思うけど)。

そして私が一番好きなのは日村のカラオケ。『おら東京さ行ぐだ』を何回も歌うところ。
これ、誰が曲を何回も入れているのかは映っていない。村芸人の一人なのか、スタッフなのかはわからない。
でも日村は一度も「誰が入れたんだよ!」とか「やめて下さいよ!」とか言わないで、曲が流れると淡々と歌い出す。このハートの強さ自体がもちろん素敵なんだけど、加えてセンスというかバランス感覚が素晴らしいと思う。こういう流れを作っている番組、ってことが。
とにかく万事このような絶妙なセンスで進んでいく番組なので見ていて落ち着けるし、笑えるところは素直に笑える。

ちなみに布団に入ってからの志村さんの下ネタ的なところは子供達は「よくわからないけどなんか不快」な感じで見てます。不快さが振り切れそうになるところでまたカラオケが出るので救われてる感じ。

*このフライボード屋、先日の『ポケテレ』であばれる君が訪れて「フライボードリベンジ」として乗ってた。しかも、ちゃんとフライボード屋の息子とポケモン交換してた。「今度は『6人の村人』のフライボード屋が『ポケテレ』に!」と胸が熱くなった。
ポケテレ関係者、絶対『6人の村人』をチェックした上であばれる君にフライボードリベンジさせたよね!