ドラえもんで考えるサンタ感

子供たちが妖怪ウオッチスペシャルを見ている間に、書く!

妖怪ウオッチの世界では、妖怪がプレゼントを配っているんだねーなるほどねー。

 

っていうか今回は妖怪ウオッチではなくてドラえもんなんだけどさ…

 

うちでは、寝る前に絵本を一人一冊読んであげることにしているのですが

最近、小1息子が「ドラえもん」をリクエストするようになってきました。

その場合、1話だと絵本1冊に比べて少ないので、1冊から何話か読んであげています。

※うちの子供向けの本コーナーには、絵本のほかに児童書、マンガも置いてある。

マンガは「ドラえもん」と、なぜか「北斗の拳」1冊(何年か前にMXテレビでアニメの再放送を見ていたから)。「ドラえもん」はてんとう虫コミックス1-45巻のうち、とびとびで20冊くらいと、ドラえもんプラス1-2巻。

 

それで今月に入ったある日、「今日はこれにする」と言って息子が3巻「日づけ変更カレンダー」を持ってきたんですよ。

そうだよねー今月はクリスマスあるし、トビラの絵でパパがツリーを持っているから、季節ネタ的な感じでリクエストしたのかな?と思いながら読んであげました。ママがプレゼントを買いに行く…という話なので、うーんこれ読んでどう感じるかなー、でもドラえもんをいつでも読める環境にしているわけだから読むのを拒否するのも逆に怪しまれるしなー、と思いながら。

(うちはサンタにプレゼントをリクエストし、サンタからもらう形。)

 

それで…また別の日、今度は19巻の「サンタえんとつ」を持ってきたんですよ。

この話はパパがサンタで、のび太からテレビゲームをリクエストされて困惑する(後に電気機関車をリクエストされてママも困惑する)という話。のび太はサンタの正体には気づいていない。それもすごい。でも、ジャイアンスネ夫は知っていて「サンタなんているわけないじゃないか。」「あのバカ。」というセリフがある。

これ、サンタの正体を明かしていないウチではメチャクチャ読みづらいですよ。

 

っていうか絶対息子は「サンタ=親」だと気付いているよね?その上で、この話をリクエストしてきてるよね?

…と思ってこの記事を書いたんですが(^_^;)

 

でも「ねーねーサンタってお母さんなの?」などとストレートに聞いてくる性格の息子ではないので、こちらも何も言わないんだけどね。

10年後くらいに「で、いつ気づいた?」と聞いてみようと思います。その際、ドラえもんを読んだことによって知ってしまったのか、もともと気づいていたが私の反応を見るためにドラえもんを読ませたのかも、忘れずに確認したいと思います。

(そんなの忘れた、って言われそうだけど。)

 

あとうちにあるドラえもんでは21巻に「サンタメール」があるのですが

これはもうサンタからではなく、パパから直接プレゼント。のび太は「もっと子どもの頃は、サンタを信じていたのに」と言う(19巻と違う…)。

 

これらのサンタ話を読んで思うのは、「サンタなんて親だ」という価値観の話が普通に「小学〇年生」に載り、それを子供たちが普通にギャグとして消費していたんだよなー、ということ。

っていうか私もこれらの話をリアルタイムで読んでいた世代ではないけど、1979年生まれなのでこの価値観に近いんですよ。

今ほど「子供の夢を壊す」ことに厳しい時代ではなかったけど、「まあそうだよねー」と思いながら大人になったという。別にどっちがいいとかではないんですが、自分はそうだったなー、と思った。

 

うちにあるドラえもんのうち、私が気づいたサンタ話は上の3話なんだけど

他にあるかどうか調べていたらクリスマスが過ぎてしまいそうだったので諦めました。サンタ話、読んでみたいので知っている方がおりましたら教えてください。

クリスマスって意外と出てこないんだよねー。お正月はよく出てくるんだけど。1巻第1話の1コマ目のセリフが「のどかなお正月だなあ。」だし!

あと、上記の話がテレビ版でどうだったかは全く覚えていないので、テレビでは子供の夢を壊さないよう配慮されていたかどうかは知らない。

 

妖怪ウオッチ中に書き終わらなかった(^_^;)