『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』を見てきたよ!おすすめ。

12/23に見てきました。
関東の中規模な市の映画館に観に行きましたが、9時台の回でほぼ満席(でも、上映30分前くらいに行ったけど4人横並びの席が取れたよ)。
ダークニャンメダルもらえました。


ストーリー(公式サイトより)

突然消えた妖怪ウォッチを取り戻すため、向かった先は― なんと!過去の世界

ある日、寝ていたケータの腕から光を放ち突然消えた妖怪ウォッチ―。 さくらニュータウンに現れた超巨大猫妖怪デカニャンから「このままでは…世界はヤツらのものにニャってしまうでふ。オラッチのともだちを助けてくれ…」と頼まれたケータは、手がかりを探しにおばあちゃんの家があるケマモト村に向かう。


妖怪ウォッチが消えた謎、そのカギを握る妖怪フユニャンとの運命的な出会い―。そして、妖怪ウォッチを取り戻すため、ケータとウィスパー、ジバニャンとフユニャンは、なんと60年前の過去の世界にタイムスリップ!


そこで彼らを待ち受ける強大な敵とは!?
果たして、妖怪ウォッチの行方は!?


今回は、公式サイトにある情報以上のことは書かないつもりですが
念のため、ネタバレが絶対に嫌な人は読まないでね。





以下、感想です。

この映画、ゲームの『妖怪ウォッチ2』をやっている人には超おすすめ。おすすめ度120%。ゲームの場面がたくさん出てきて、見ていて楽しい。
アニメだけ見ている人には、おすすめ度70%くらい。
ゲームもアニメも知らない人でも、30代以上なら楽しめるネタが結構あるので、おすすめ度30%くらい。
おすすめ度が高すぎですか?いや、本当に面白かったんですよ。ここ数年、子供と一緒に年に2〜3回子供映画を見に行っていますが、今まで見た中で一番面白かった。

何故か?それは、妖怪たちのキャラクターが立っているから。
ポケモンとかドラえもんの映画を見るとき、普通はストーリーを第一に見るが、今回この映画は、妖怪が動いているのを見るだけで幸せ(映画の、いっっちばん最初からして象徴的なんだよ)。ケータくん、別にいらない。ストーリーも、別になくてもいい。と思ってしまった。

もちろん、キャラクターに萌えるアニメというものもあるけど、今回の妖怪ウォッチの場合は
それを前面に押し出していないのに(プリキュアは、ある程度前面に、っていうか暗黙の了解で「皆さん、ストーリーもあるけど自分の好きなプリキュアを応援してくださいね」という感じ。アイカツは、もろに前面。好きなキャラクターなら何をやっても許せる)、
対象年齢が低いのに、
映画館が満員になるような映画なのに、
そうなっているのが新鮮だと思った。

そして「妖怪が動いているのを見るだけで幸せ」っていうのは「ジバニャンかわいい」とかじゃなくて、もう妖怪全部。「テレビに出てきたアイツが!」「ゲームに出てきたアイツが!」とか、いちいち楽しい。
私は元々、ゲームの妖怪ウォッチの世界観とギャグがドライ過ぎて好きじゃなくて
ゲーム『妖怪ウォッチ2』も、1が現代だから2で過去って安易すぎ!と思っていたはずなのに
(いや、田舎とか過去の街とかの描写は実際安易なんだけど)
どうでもよくなってしまうんだよねー。不思議だ。

そして妖怪ウォッチといえば、大人向けのパロディなんだけど
今回の映画内のパロディ比率は、普段のアニメより低めだと思った。意外にも、普通のドラマしてた。
私はもっとパロディ比率を高めてほしかったよ!!!

今回の映画のゲストキャラが「マスターニャーダ」という名前であることからわかるように、超大作SF映画のパロディがあるわけなんだけど、私、これについてもっとパロディいれても良かったと思う(何回も何回もパロディ場面は出てくるが、さらに)。

とにかく、上の方で書いたおすすめ条件にあてはまる人なら「金返せ!」とはならないはずなので、冬休みの子供映画で迷っている人はぜひどうぞ。

後日DVDが発売されたら、ネタバレありでまたいろいろ書くと思います。