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映画『オデッセイ』感想

油井亀美也さんの講演会を聞きに行ったことがある程度に(つまり、一般的なレベルより少しプラスして)宇宙好きの私です。でも近年の『インターステラー』とか『ゼロ・グラビティ』とかは見てません。『アポロ13』は大好きです。
そんな私が映画『オデッセイ』を見てきました。


幼稚園の給食が先週で終了だったんですよ。今週からは延長保育なので弁当。そして、幼稚園の4月の給食開始は遅いので約1ヶ月間の弁当作りが続く。さらに春休みになると学童に行く息子の分も弁当作り…。この弁当作り生活に備えて元気が必要なんですよ!勇気!本気!ステキ!そして元気!というわけで先週のうちに見に行ってきました。


この『オデッセイ』、タマフルの「ムービーウォッチメン」で宇多丸さんの感想を聞いた限りではもっと全編ディスコサウンドでノリノリな映画かと思っていたけど、そうでもなかった。マークだって落ち込むときは落ち込む。
以下、ネタバレしている感想。
(まだ見ていない人は、公式サイト、いやポスターすら見ないようにして映画を見に行った方がより楽しめるよ!)












というのは、ポスターのコピーが「70億人が、彼の還りを待っている」なんですよね。当初は、彼は地球と交信することができないんだけど、このコピーを見ていれば、序盤で火星に取り残された後も「どうやら地球と交信できるようにはなるのだな」と思えるから絶望感が薄れてしまうのでは…と思うんだけど細かいことはいいのか。
まあそれはそれとして、マークが(落ち込むときは落ち込むけど)諦めないのがいい。そしてマークだけでなく映画に登場する人全てが諦めないのがとてもいい。

 序盤は非常にシリアスなんだけど、あそこまでシリアスでなくてもよかったと思う。

船長の音楽の趣味!最高じゃないですかあ!!ていうか船長「宇宙飛行士」であり「船長」であるからにしても超人すぎます。頭の回転が速くて決断力があり、最後は「自分の手で助ける!」という情の厚さ。これで音楽の趣味が「わかってる」趣味(近未来だから何が流行ってるんだかわからないけど何かオシャレ系?)だったらただの嫌味な人ですよ。私がディスコ音楽好きというのもあるけど、船長がディスコ音楽好きで良かったーっ!

あと、視点について。この映画ではマーク主観や第三者的にマークを映した映像だけでなく、火星基地のカメラ映像、マークの宇宙服に取り付けられているカメラの映像、記録用のパソコンに向かって語りかけるマークなど様々な視点が出てくるのですが、この転換が複雑すぎ(いい意味で)。これによって非常に客観的かつスタイリッシュな映画になっていると思います。マークの頭の良さと合わさって「あー頭のいい人についていけない!」感。もう一度見る機会があったら整理してみたいですが。

クライマックスの「アイアンマン」は…「ええ!?」と思ってしまった。原作では、提案するけど却下されているらしいですね。
エピローグは素晴らしかったです。あのメンバーの物語を最後まで、隅々まで見たいと思っていたので。


ということで「よく知らないけどとにかく見に行って、心温まって、帰ってきた(泣いたので眼が疲れた)」わけなんだけど、それから今週一週間弁当作りを続けた結果…
何か「アイアンマン」に対する怒りだけが残っている状態!
つまり、一時的に元気が得られたとしてもそれ以上に肉体を酷使していたら意味がない!…っていうか疲れてる。