夢、とは

わけあって、離婚後3年目にして初めて子供たちが元夫の実家に泊まりに行っているのですが、出発の前日に夢を見ました。

 

その夢では子供たちだけではなく、私も一緒に元夫の家に行っているのですが、

夢の中でも私たちは離婚している。

だけど面白いのが、元夫の弟は私たちが離婚した後に結婚したらしい(息子からの伝聞なので私はよく知らない)のですが、夢の中でも弟は結婚している、つまり、最後に会った時から情報がアップデートされているのです。でも結婚相手の顔は知らないので、完全に想像の産物です。

その夢の中で私と夫は離婚しているが、私は元夫の父親と兄弟から(母親は離婚騒動より前に亡くなっています)、完全に「そこにいるけど、いない」者として扱われる。それに対して弟の妻が「みんなちょっとお義姉さんに対して酷いと思う」と言って怒るのです。

その後、夢の中の私がどうしたのか、元夫の実家を飛び出したような気がするけどよく覚えていないのですが。


目が覚めた後、考え込んでしまいました。それは、完全に蓋をしていた感情であったので。

私は、子供たちだけを送り出すことなんて何でもないことだと思っていたけど、実は気にしているのか。私は、自分がもしあの家にまた行くことがあったら「ない者」として扱われると思っていて、それに対して怒りを感じているのか。そしてその怒りは、自分自身でぶつけるのではなく、誰かに代弁してもらいたいと思っているのか。

いや、たまたまそういう夢を見ただけであって「自分が本当はどう思っているか」なんて(普段蓋をしているならなおさら)夢の通りであるとは言い切れないけど。でも、自分の無意識を全て日の当たる場所に出しておきたいというか、コントロールしたいと考えている私にとっては、考えさせられる出来事であったなあと。そう思う。