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すべてが言葉になるとは限らない

この件で思ったこと。

中学校教師の「保健室に通うやっかいな子」という相談に対しての回答が素晴らしいと話題に - Togetterまとめ

対大人だったらこの教師の「医者に行け」という対応は間違ってはいないが、保健室登校しているような子に言ってもね。上野先生の言い方もキツイけど、私は教師側より上野先生の回答に共感するな。

2016/09/29 06:54

 

 相談や回答の内容に対してこれ以上思うことはないんだけど、読んでいて「そう!」と思ったのは上野千鶴子さんの回答のこの部分。

子どもは 自分の問題を訴えるのに「ボキャ貧」ですから、カラダの不調で訴えます。

「ボキャ貧」!そうなんですよ!別にウチの子供が自分の問題をカラダの不調で訴えてきたわけではないのですが、思い当たることがあるんですよ!

 

それは息子の夏休みの宿題の感想文なんですが、今年息子はそのほとんどを平仮名で書いたんですよ。昨年はもっと漢字を使っていたし、今年だって、ノートや連絡帳では漢字を使っているのに。

確かに漢字は苦手だけれど、書いている内容は進歩しているのに、漢字についてだけ退化(?)することなんてあるのだろうかと疑問に思って先月の教育相談で相談してみたところ、「それは文字数が足りるか心配だったんじゃないですかね」とのことだった。そして「そんなお子さんは結構いますよ」とも。

そう言われれば、昨年は原稿用紙2枚だったんだけど今年は3枚に増えたんですよね。そして、書く様子を見ていたら、2枚目までは明らかに不安そうに書いていたのが3枚目はホッとした様子だったんですよね。

「なんで平仮名で書いてるの?」と聞いても何も言わなかったんだけど、言いたくなかったというより「文字数が足りるか心配」という気持ちをうまく言語化できなかったから何も言わなかったのかもしれない。その場合「言語化できない」ということに本人は思い至っていないわけだからこちらとしてはうっすら推測するしかないし、その推測が間違っている可能性だってあるから本人には何も言わない。

 

個人的には「思ったことを何でも口に出す家庭」に憧れているのだが、言語化できていないんなら全てについて口にしてもらうのは難しいですね。っていうかそんな家庭について考えていると『空中庭園』みたいな家庭になりそうで怖いのでいちいち聞き出そうとするのはやめよう。 

空中庭園 (文春文庫)

空中庭園 (文春文庫)

 

 っていうか自身の浮気により家庭内が荒れている状況で、浮気されている妻にこの本(浮気する夫もされる妻も出てくるよ!)を勧める夫、って頭がおかしいとしか思えませんね。離婚して3年目にして唐突にそんなことを思い出して腹が立ってきました。そんな頭がおかしい世界が本当にあったんだから、まったくまったく。