引越し作業の手を止めさせる、危険な雑誌たち
引越が近いということで、頑張って荷造り中なんですが
本や雑誌を箱に入れようとするとき、つい読みふけってしまうという危険な誘惑があるんですよ…
というわけで、私が実際につい読んでしまった雑誌たちの紹介です。
ヘルシー&スリムになるクッキングbook (マガジンハウスムック)
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2008/01
- メディア: ムック
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食材の写真がキレイ。クリステルの鍋やバーミックスなどオシャレ調理器具の紹介がある。
メインのレシピは『100文字レシピ』の川津幸子さんで、たくさん載っているのでお得。写真もおいしそう。レシピの下の説明文の文章は栄養の説明が第一だけど肉!ビールも!みたいな感じがにじみ出るターザン節。
an・an SPECIAL 新装版 女性のための防災BOOK (マガジンハウスムック)
- 作者: マガジンハウス
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2014/08/20
- メディア: ムック
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またコレ。コレを見ながら「よーし!引越が終わって片付けが落ち着いたら非常用持ち出し袋を作るぞ!」とやる気になってます。
同じマガジンハウスだからかターザンの食本に通じるカタログ感。私にとってやっぱり写真がきれいなのが第一だなーと思った。
これいいよ。『女性のための防災BOOK』 - 見て見て!書いたよ!
以下は、Amazonにない本たち。持っている人は「そうなんだよ!これ面白いんだよ!」と共感していただければ幸いです。
特集「涙」
表紙の照英のインパクトがすごい。何故か捨てられない。
STUDIO VOICE(スタジオ・ボイス ) 1999年01月号
ラブラブ・エレクトロン 電子ゲームのすべて!
99年1月というと、初代プレイステーション全盛期で、ポケットステーションが一押し中(表紙が「ジャンピングフラッシュ!」のムームー)。あとニンテンドー64。ドリームキャストはまだ発売後間もない頃で、ゲームはあまり出てない。携帯ゲームはゲームボーイカラー、ワンダースワン。
この懐かしさ!
特集の冒頭で佐藤大×大塚ギチ×飯田和敏の鼎談があるのだが、全員煙草なんか持って何だか退廃的。
当時から今について考えるとき一番驚くのは、ポケモン(特集もあります)が正統的に進化しながら代を重ねたってことかな。上記の鼎談でも当時のポケモンについて触れられてて、そこで「時代はゲームを求めてないけど、『ポケモン』の世界観は求めてる」「(『ポケモン』は)昔のゲームといまのゲームを唯一線で結んでるソフト」なんて言われてるんだけど、そこからさらに15年経ってもあり続けるポケモンってすごいね。
私はポケモンの進化(ゲームとしてのね。現在はメガシンカ)にはちょっとついていけないと思ってしまうんだけど、ついていっても間違いはないのかな。
暮しの手帖別冊 ご馳走の手帖 96年版
96年というと第3世紀。写真に味がある。
第二特集「銀座で百年(増田れい子)」をつい読んでしまった。資生堂パーラー、千疋屋など銀座の老舗を紹介。
「平野レミの料理サロンへようこそ」もあるよ。少し前に行った中国旅行で食べた料理をもとに考えたレシピだそうです。私はレミさんの教えで一番重要なのは「フライパンはこまめに洗う(例えばステーキを焼くときは1枚焼いたら洗ってから2枚目を焼く)」だと思ってるんだけど、もちろんこの記事でも出てきます!
あと「随筆 その他」としていろんな人が見開き1ページずつくらい書いてるんだけど、これが皆面白い。「食」というテーマなんだけど内容は旅行記あり、レシピあり、思い出話あり。
そして「ミステリーはグルメの小径(犬養智子)」!アガサ・クリスティの小説やメグレ警視シリーズに出てくる料理について考察したり、実際に作ってみたりしている。この記事がすごく良かったので本になっていないかなーと思ったんだけど、なっていないみたい。
さて、引き続き荷造りを頑張るかね!