ブログに画像問題

村上春樹による質疑応答企画、行われていますね。


村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

 
以前の企画「そうだ、村上さんに聞いてみよう」や「少年カフカ」などはリアルタイムでサイトを見ていたわけではなくて、後追いで本で読みました。
今回は初めてリアルタイムで見られているので、村上春樹好きとしては内容をチェックしたいのですが、他人の相談事を読むのが苦痛なので「村上春樹より」ばかり熱心にチェックしています。
ここまでが前提です。
 
この記事を読んだのですが

私も今回の「村上さんのところ」を読んでいて「!」と思ったというか自分のブログ運営に影響を与えかねないほどの衝撃を受けたんですよ。
ただ「衝撃を受けた!」というだけで、上記の記事のようにそこから何かを考えたのか、というとそういうわけではないのですが。非常に残念なんですが…。
 
それは、
村上春樹はエッセイにおいて意図的に画像を使っていないのかと思っていたが、そんなことはなかった
ということ。
 
村上春樹より」の「書斎より」という記事、1/30現在で2記事あるんですが
最初に公開された1記事目に続いて、一昨日公開された2記事目においても村上春樹は「画像付き」で記事を書いているんですよ!
まあそうですよねーそうなりますよねー「机の上に置いてある物」について書くなら、画像を付ければ説明しやすいですもんねー…
 
でも、村上春樹ですよ!!?
 
私は、村上春樹のエッセイは写真や絵による説明が極端に少ないなと思っていて、春樹は意図的に、画像で説明した方が早いことでも文章で説明することを自分に課しているのかと思い込んでいたんですよ。
 
手放してしまったエッセイも多いので、イメージで物を言いますが例えば「こんなパスタがあった」という話って、パスタの絵や写真でも出せばすごく早いけど、村上春樹は長々と文章で説明しますよね?
私の手元にあるエッセイで写真が載っているものとしては『雨天炎天』『辺境・近況』を持ってますけど、これだって超少ないですよ。
『村上朝日堂』『村上ラジオ』のイラストは内容を説明するものではないというか、それ自体が作品だと思うし。
 
で、ブログ問題になるんですが
私はブログを書くにあたって、「村上春樹のエッセイのように書きたい」という気持ちが少なからずあって
(だって村上春樹好きだから)
「それなら、村上春樹のように写真で説明すれば早いものも、あえて文章で説明するようにしてみよう」と思って書いていたんですよ。
 
それが「書斎より」によって揺らいでしまっているというか、
うーん、これからどんな風に書こうかなーと思っているところです。
 
 
「いや、以前の企画でも村上春樹は画像をバシバシ使っていた!」とか「文章ではなく、写真で多くを語っているエッセイがある!」などの情報があったら読んでみたいので誰か教えてください…。